未分類

任意整理のメリット・デメリット

ブラックリスト

「借金を払うのが大変」「利息だけでも減らせないか」という場合は、任意整理という方法があります。

任意整理をすることで借金の返済が楽になったり、精神的な負担が減ったりします。デメリットもありますが、「任意整理という方法がある」というのを覚えておくだけでも、心強いでしょう。

任意整理とは

任意整理とは、今後支払う予定の利息を無くしてもらったり、支払う期間を長くしてもらったりすることです。返済の負担が減るので、借金により日常生活が困難になることも防げます。

任意整理をするには貸金業者との合意が必要です。交渉を円滑におこなうには、弁護士や司法書士といったプロにお願いするのが良いでしょう。

任意整理では多くの場合、利息分を免除してもらえます。任意整理は裁判所を介さない方法なので、自己破産などと比べても手続きが楽です。

任意整理の条件

任意整理は債務整理の中で1番手軽な方法ですが、誰でも手続きできるわけではありません。
任意整理をするには次のような条件を満たしましょう。

・安定した収入がある
・保証人がいる

安定した収入がない場合は、任意整理は難しいでしょう。
保証人がいる場合は任意整理ができます。万が一債務者が借金を払えなかった場合は、保証人に請求が行く仕組みです。

任意整理のメリット

任意整理には、さまざまなメリットがあります。

督促が来なくなる

借金の督促状や催促の電話から解放されます。

催促の電話などは精神的な負担にもなるので、これが来なくなっただけでも安心できるでしょう。

支払総額が減る

これから支払う利息を無くしてもらうだけでも、かなり助かりますね。

負担が減る分、精神的に追い詰められることもなくなるので、コツコツと返済していく余裕も生まれるでしょう。

元本を減額できる場合もあり

任意整理では借金の元本を減額できる可能性もあります。
これができるのは、利息制限法で定められた利率(15~20%)を超える利息でお金を借りていた場合です。

住宅ローンやショッピングでのクレジット利用など、利息制限法より低い利率で借り入れをしている場合は減額できません。

特定の借入先だけ任意整理できる

任意整理は、特定の借入先だけに限定しておこなうこともできます。

例えばA社から300万円、B社から20万円借りている場合。利息の大きいA社だけ任意整理したりできます。

任意整理のデメリット

任意整理にはデメリットもあります。

ブラックリストに載る

任意整理をすると信用情報機関に事故履歴が登録されます。

借金を完済してから5年間は、クレジットカードを作ったりローンを申し込んだりできなくなります。

任意整理に応じてもらえない場合もある

任意整理に応じてくれない貸金業者は少ないですが、必ず任意整理に応じてもらえるわけではありません。

ある程度の利子を払わないと和解してくれなかったり、分割する回数に制限を設けていたりする業者もあります。

個人再生や自己破産との違いは?

債務整理の方法には、任意整理以外にも「個人再生」と「自己破産」があります。

個人再生は借金の元本を減額してもらう方法。自己破産は借金の全額を免責してもらう方法です。

個人再生や自己破産は財産を失う

「借金を全額減らせるなら自己破産のほうが良いんじゃない?」と思うかたもいるかもしれません。しかし自己破産では家や車など財産のほとんどを手放すことになります。自己破産あくまでも「最後の手段」です。

個人再生は借金の額を5分の1程度に減らせますが、家を除く多くの財産を手放さなければなりません。

できれば任意整理で済むに越したことはないでしょう。

個人再生や自己破産はブラックリストに載る期間が長い

任意整理ではブラックリストに載る期間が5年ですが、個人再生や自己破産では10年になります。

もちろんこれは完済した時点からの年数です。返済している期間も含めると、個人再生では13年ほどブラックリストに載ることになります。

任意整理にかかる費用は?

任意整理を弁護士や司法書士に依頼すると、次のような費用がかかります。

・相談料…0~1万円
・着手金…0~3万円
・基本報酬…3~5万円
・成功報酬…減額できた分の10~20%

ただし依頼する弁護士や司法書士によって費用設定は異なるので、上記はあくまでも目安です。

費用の合計額は5~10万円ほどになるのが一般的です。

過払い金返還請求で借金がゼロになることも

利息制限法が定めるよりも高い利率でお金を借りていたことがあるかたは、過払い金として返ってくる可能性が高いです。

貸金業法が改正された2010年6月18日以前から貸金業者に借金をしているかたは、ぜひ調べてみましょう。

ただし過払い金には時効があります。過払い金があった場合でも、その貸金業者との最後の取引から10年以上経過している場合は、過払い金を返還してもらえません。

まとめ

任意整理は「将来の利息を減らせる」などのメリットがあります。ただしブラックリストに載ったりとデメリットもあります。任意整理をお考えのかたは、まずは弁護士や司法書士に相談するのをおすすめします。